富士火災

富士火災

富士火災の損害保険にはFAIというものと、FAPというものの二種類があります。
前者は個人と法人で利用することが出来る、自由な設計を特徴としている保険です。
後者はリスク細分型の保険となっており、個人でしか利用することが出来ませんが条件によっては保険料が安くなるというシステム設計です。

では、それぞれの保険の内容について具体的に紹介していきたいと思います。
まずは自由な設計が特徴のFAIについてです。
こちらの保険はまず事故相手に対する保障として対人賠償責任保険と対物賠償責任保険としての効果を持っています。

これについてはFAPでも付属していますが、FAPの場合にはリスクによってこの部分の保険料に変化があるというシステムです。
次に、自分自身や同乗者に対する保障についてです。
こちらは人身傷害特約と搭乗者損害保険の効果のほか、自損事故に対する保険効果と、相手が無保険車だった場合の傷害保険効果も付属しているため、状況によらずに利用することが出来るというのが魅力となっています。

契約している車に対する効果としては車両保険としての効果を発揮しますので、自分・相手・車全てに対して効果を発揮してくれるのが特徴となります。
契約に際して、運転者の年齢を四段階から設定することになります。
年齢を問わない利用・21歳以上・26歳以上・30歳以上の4通りとなっています。

運転者の範囲についても設定を行い、当該者をだれでも運転することが出来る指定無し、本人・配偶者限定・家族限定の3段階の設定となります。
範囲を広げるほど保険料の設定は高額になるので注意する必要があるでしょう。
保険証の色や、車の使用目的についてはリスク細分化保険ではないためにこちらでは適用されず、保険料は変化することはありません。

FAPの特徴

では、リスク細分化保険であるFAPの方の特徴についても説明していきます。
こちらでは、自身への保障効果として、自損事故保険は含まれていません。
その他の部分については基本的にFAIと同様となっています。

FAPにおける違いは、条件の設定の方にあります。
まず年齢設定についてですが、1段階増えて5段階からの設定となります。
指定なし・21歳、26歳、30歳、35歳からの指定となり、それぞれの年齢ごとのリスクに合わせて保険料が設定されることになります。

運転者の範囲については同様です。
特に大きく違っているのが免許証の色と使用目的の違いによる保険料の変化となります。

ゴールドの場合には安くなり、それ以外の場合にはリスクが高いとして高くなります。
また、使用目的は業務・通勤・レジャーの3つから選択することが出来、順に保険料が低くなっていくという設定となります。