無保険者に対して

私達が車を運転するにあって、どれ程自動車事故の確率を高めているのかご存じでしょうか。
自動車事故とは、火事、私達が体験する自然災害の台風、竜巻、地震と言った被害よりも遙かに確率高いものなのです。
まず、私達が車を運転する際にそういうつもりで慎重なドライブに徹しなければならないです。
車とは私達にとって非常に便利なものなのですが、同時に凶器と化してしまうものです。

更に自動車事故を起こしてしまって、相手が無保険者というケースも頻繁に起こっているようです。
ケースもいろいろありますが、任意保険に入っていないため自賠責保険では補えないケースもあり、実際には原付などでは自賠責保険にすら入っていないケースもあるようです。

実際にどれだけの人が任意保険に加入しているのかと言えば、現在7割程度と言われています。
もう少し正確にお話ししますが、2009年で、対人補償加入率72.8%、 対物賠償72.8%、 更に搭乗者保険加入率、58.3%、 車両保険加入率40.3%です。
非常に不用心な結果が露呈されているようです。私達は自動車を運転して、10分の3の確率で無保険者と遭遇してしまうことになります。

自賠責保険のことを言っているのではありません。現代社会の置かれている状況考えると、自賠責保険では非常に物足りなく不安です。
自賠責保険があったとしても補償の限度はかなり限定されたものです。

相手の保険を心配するのも当然ですが、まずはあなた自身適切な任意保険に加入しているのかということです。

相手の支払い能力がない場合でもまだあきらめるのは早いです。もう一度ご自身の保険を見直してみましょう。

そういうケースに保険金を補償してくれるものが“無保険車傷害保険”です。

無保険車傷害保険は、対人賠償保険がついていない車、付いてはいるがその対人賠償では賄いきれない場合、更に対人賠償は付いているものの、契約違反で保険金が下りない場合などに有効的な保険です。
更にひき逃げ、当て逃げなど事故の加害者が特定できない場合も無保険車傷害保険でも保険金受け取り可能です。

ただし、無保険車傷害保険には注意も必要です。
無保険車傷害保険が補償されるのは死亡と後遺症が残る場合においてです。怪我などには適用されず、後遺症が認定された場合にその間に費やされた治療費のみの支払いということになります。
ご自身、同乗者の怪我について考えるのであれば相手の自賠責保険支払いによる限度額の120万円止まりになってまうので、ここは是非ともプラスαの発想で人身傷害補償保険に加入ください。