バイク保険の加入者は4割程度!

バイクの保険、入っていない人が多い

バイクも運転する際には、自賠責保険が必要です。
これに加えて四輪を運転する多くの方が自賠責保険ではカバーしきれない部分を、プラスしてカバーするために、任意保険に加入します。

自賠責保険は人を助ける保険なので、交通事故にあった方の怪我、万が一死亡された場合、死亡保険金が支払われます。
でも自賠責保険では、モノに対する保証がないので、交通事故の被害者の方の自動車、また事故の際に壊した壁などを保証するものありません。
そこで、物損部分の保障を得るために任意保険に加入するのです。

自動車の場合は鉄の塊のようなものだから、塀なども壊してしまうし、ぶつかれば事故も大きくなると考えます。
でもバイクの場合、自分が大けがをしても、モノを壊したりすることはないだろうし、第一任意保険は高いから加入しないという人も多いのです。

しかし、バイク保険に加入していないのは危険です。
バイクも自動車同様、もしも事故を引き起こしてしまった場合、大きな補償をおうことになるのです。

事故率をみてみよう

2015年の交通事故の使者は、15年ぶりに前年も上回りました。
これには高齢化が進んでいるという背景があるのですが、高齢者の場合、致死率も高くなるので、死亡者の50%以上を占めていると高い数字です。

損賠賠償についてみてみると、自動車事故に備える認識が安定していると感じます。
任意保険に関しても、必須ではないと知っていてもはいることが当たり前という認識です。
しかしバイクはどうなのかというと、加入率は実に40%と、自動車よりもかなり低いことがわかります。

二輪車でも重大事故を引き起こす可能性が多く、その場合、自動車保険に加入していないと、自動車尊愛賠償責任保険、つまり自賠責の補償を超えた場合、とてつもない額の賠償金を支払うことになるのです。

自賠責保険未加入は違法

原付、バイク、すべての自動車は、自賠責保険に加入していなければなりません。
自賠責保険に加入せずに運転することは出来ません。
未加入で運転すると、自賠法によって1年以下の懲役、または50万円以下の罰金が必要で、自賠責保険証明書を所持していないだけでも、30万円以下の罰金です。
自賠法以外、道路交通法違反となって違反点数6点を即加点され、免許停止の行政処分を受けます。

こうした加入が厳しく義務付けされているのは、被害者救済が自賠責保険の趣旨だからです。
加入の確実性を高めることでそれだけ交通事故の被害者が救済されることになるのです。

二輪車は車検扶養というものもありますので、この場合、自賠責保険が切れている事もあるのです。
絶対に加入しておかないと自分が公開することになります。
また任意保険への加入も、必要不可欠なことだと考えていただきたいのです。