バイクによる保険料の変化

バイク種類と保険料

バイク保険への加入を考える際、一つのポイントとして抑えておきたいのが、加入したい車両による保険料の違いについてです。
バイクの種類によって、加入する保険の保険料というのは変化するものなのでしょうか?
結論から言ってしまえば、イエスでもありノーでもあります。

まずなぜ両方に取ることが出来るのかというと、それは加入する保険種類によっても違っているためです。
リスクが細分化されており、車種毎のリスクを分けてそれぞれの保険料を設定している場合については、車種によって保険料が上下します。
そうでない場合については車種による変動がないことも多く、一律で多少高めの保険料としての設定となっている場合が多いでしょう。

そのため、この先で紹介していく保険料とバイク種類の関係を見て、リスク上自分のバイクは保険料が高くなると思った場合には細分化されていない保険を利用した方が安価になる場合もあります。
その辺りの関係についても含めて、条件を確認していきましょう。

バイク保険において保険料の変動が発生することになるのは車両保険のカテゴリーについてです。
このカテゴリーについては、車両型式、初度登録年、車両価額の3つの側面から判断が行われ、保険料の上下が発生することになります。
また、ノンフリート等級と呼ばれるものも存在しており、これによっても保険料が変動することになりますので合わせて注意をしておく必要があるでしょう。

詳しい条件

では、それぞれの条件の詳しい内容について紹介していきたいと思います。
まずは、車両型式についてです。
これはいわゆる大型バイクから原付バイクに渡る、形状によるバイクの違いということになります。

バイクというのは基本的に、大型になるほど事故のリスクが下がり、事故時のダメージが下がります。
そのため、事故リスク、怪我リスクという意味からすると、小型バイクの方が保険料は安くなる傾向がある、ということになります。
ただ、これはあくまでも要素の一つであるので、常に小型バイクの方が安いというわけではありません。

その要素となるのが、初度登録年数と車両価額です。
初度登録年数というのは、その車が登録されたのはいつなのか、ということを示しているものです。
バイクは経年劣化をするものですから、登録が古いものほど事故のリスクが高くなっていることになり、保険料は高くなってしまうことになります。

そして車両価額ですが、車両の価格が高い程、自損事故を起こした場合に保険会社が負担する可能性のある金額が増えることになるので、やはり保険料が上がる理由となります。

これにノンフリート等級という1から20までの段階的な等級をくわえ、保険料が決定されるという流れとなります。