バイクを選ぶ時デザインにひかれて購入を決める人が少なくありません。デザインも確かに重要ですが、予備知識としてバイクにはどんなタイプがあるのかを知っておくとバイク探しの幅が広がります。ここでは、バイクの種類を紹介しています。事前に欲しいと思うバイクがどんなタイプなのか知っておくとより良いバイクライフを送れるでしょう。

ネイキッド

日本語では「裸」を意味する単語です。バイクにも同様に車体に外装がついておらず、エンジンがむき出しになっているデザインのバイクをさします。ネイキッドのデザインの特徴として丸目のヘッドライト、角目一灯、サスペンションは立正フォーク、ツインショック、カウルはテールを採用しています。バイクの教習所にあるCB400SFがまさにネイキッドにあたります。

ストリートファイター

ネイキッド同様外装がついていないタイプのバイクになります。ネイキッドをより走りに特化させたバイクです。なぜ走りに特化させているかというと、ストリートファイターは、スーパースポーツ並みのハイパワーエンジンや機動力の高い足回りを搭載しているモデルだからです。ネイキッドとの大きな違いは、多眼のヘッドライト、反りあがったテール、前傾姿勢のポジションです。ちなみにストリートファイターのはじまりは海外の若者が転倒して外装が壊れた際に直すお金がなかったので、カウルをすべて外したものが広まりだとされています。

クラッシック

「これぞクラッシックモデル！」と断言できるのは難しいかもしれませんが、しいて言うならヘッドライトが丸目単眼で、バイクシートがフラットに近いもの、空冷の単発気筒、または2気筒エンジンを搭載したバイクがそれにあたります。デザインとしては古き良き時代のカフェレーサーを模したものとなっています。

ネオクラッシック

現代的な機動性の高い足回り、パワフルなエンジン、電子制御などを搭載しつつ、外観はクラッシックスタイルを採用していることから「ネオクラッシック」と呼ばれています。もともと欧州を中心とした改造のスタイルでしたが、各バイクメーカーが一斉に販売したことで人気となりました。

フルカウル

レースやサーキット場を走ることを前提に高い機動力と高出力のエンジンを備えたバイクです。すでに紹介したネイキッドとの最大の違いは、デザインです。車体全体の空気抵抗を考慮したつくりの外装で覆われており、ハンドルは、左右のフロントフォークに直接つけられたセパレートタイプとなっています。

まとめ

バイクタイプについて簡単ですが紹介をしました。ここに紹介したバイクがすべてではありませんが、これらは基本のタイプとなるので選ぶ際の参考にしておくとお気に入りのバイクを手に入れられるでしょう。