自転車保険とバイク保険の違いとは?

自転車保険とバイク保険の違い

エコ、健康志向という事で、自転車通勤をされている方が非常に多くなっています。
しかし自転車の事故についても多くなっているため、自転車保険という言葉も、ネット上やテレビなどでも聞くようになったのです。

自転車もバイクも利用するけれど、どういう保険に加入すればいいのかという質問を受ける事もありますが、今回は補償内容をメインに自転車保険とバイク保険の違いについて、しっかり理解しましょう。

バイクは50㏄以下の原動機付き自転車から大型バイクまでいろいろあります。
こうしたバイクについては、原付から250㏄以下のバイクについて車検が必要ないという事もあり、皆さん手軽に利用されています。
バイクと自転車の大きな違いは、免許の取得の必要があるかないかという点です。
バイクは免許取得が必要ですが、自転車は免許を取得する必要がありません。

さらに、バイクと自転車の違いには、強制加入保険があるかないかという違いもあります。
自転車は強制加入の保険などありません。
しかしバイクは強制加入保険があります。
原動機付き自転車(スクーター)を含めて、すべてのバイクには、自賠責保険への加入を義務付けになっています。

自賠責保険というのは、被害者の方を死傷させてしまった場合、加害者が負担すべきである経済的の負担を補填する制度で、被害者救済のための精度なので、対物の事故に対して適用がないため、自分がけがをしても相手の方の物を壊した場合でも、その保障はしてくれないのです。

自転車事故、バイク事故

負傷者数の比較を見てみると、自転車事故の場合、平成25年、11万9千人です。
バイク事故はどうかというと、8万9千人です。
実はバイクの方が自転車事故よりも負傷者が少ないのです。

自転車事故で負傷した方のうち90%は軽傷、致死率については0.5%です。
バイクはスピードが全く違うので、大けがになることが多く、バイク事故の致死率は1.15%です。
自転車事故の致死率の2倍以上という事ですから、やはりバイクは危険です。

補償内容の違いは

バイクの事故は移転者事故と比較して、被害が大きくなりやすいという点があります。
そのため、補償内容がより手厚くなっていて、事故被害者への補償は自転車保険は最高1億円程度です。
でもバイク保険の場合、無制限となっています。
対物補償についても、自転車場の場合、最高1億円で、アイク保険は金額を設定できる保険や、無制限の保険など高額なものとなっています。

このようにバイク保険と自転車保険は、補償内容が違っていても、かなり手厚いものとなっています。
自転車で人にぶつかると、相手を死亡させてしまう事もあるので、自転車保険には加入しておく方が安心でしょう。
特に通勤に利用されている方は、保険への加入を考えてください。