同乗者がケガをした場合も補償されますか?

バイクで同乗者が怪我をした場合

バイクでツーリング、後ろに友達をのせてまた彼女をのせて、美しい景色をみながらバイクを楽しむのも素敵です。
バイクは風を感じる事ができる乗り物ですし、どこに行くにも気軽で、渋滞していてもすいすい進める利点があり、排気量が大きければ高速道路を走る事もできるので、楽しい乗り物です。

でも、事故となると危険です。
四輪よりもずっとリスクが高くなり命の危険性も出てきます。
自分の命も危険ですが、バイクの後ろ、搭乗者の命はもっと危険です。
そこで心配になるのが、搭乗者について保険が適用となるのかどうかという点です。

バイクの同乗者がけがをした場合、人身傷害保険、もしくは搭乗者傷害の補償対象となります。
同乗者が家族以外という場合で賠償責任が発生する場合、対人賠償責任保険の補償の対象ともなります。
自損事故の場合、自損事故保険の補償対象となります。

同乗者を乗せる場合は免許取得から1年以上が必要

バイクの免許を持っている方は知っていると思いますが、一般道をバイクで2人乗りするという場合、排気量が50㏄であることはもちろん、「バイクの免許を取得してから1年以上経過している事」が必要です。
バイクに2人の利用のリアシートなど装備がある事も必要です。

高速道路で2人乗りする会倍には、排気量が125㏄以上であること、また、運転者の年齢が20歳以上で、大型二輪免許またはふつう二輪免許を取得して期間が通算3年以上必要です。
またこの場合も、バイクに2人の利用の装備が必要となります。

2人乗りをするときには、後部座席が重くなってしまうので、カーブやブレーキが1人で運転している場合と全く違います。
家族や友人を乗せるとき、安全運転すると思いますが、ふとしたことで転倒してしまう子もあります。
2人で乗っていると、バイクの転倒事故はリスクが高くなります。
同乗者が怪我をするリスクも非常に高いので、慎重に運転をしていても事故になるかもしれないという気持ちを持って、保険に加入しておきましょう。

自賠責保険をカバーする保険とは

自賠責保険をカバーする保険に対人賠償責任保険があります。
バイクで事故を起こした場合で、人に怪我を負わせてしまった、また死亡させてしまったという場合、自賠責保険で補償をまかないきれない事もあります。
対人賠償責任保険は、この自賠責で補償できない差額分を補償する保険です。

単独事故の場合、同乗者も補償対象になりますし、運転者本人、同乗者が家族や使用人などの場合、補償対象外となるので木をつけなければなりません。

人身傷害保険の場合、バイク事故を起こした時の過失割合に関わることなく、バイクの運転者、同乗者が怪我の場合、保険金額の限度がありますが、補償があります。