バイク保険は安くても大丈夫?

安いネット型保険でも保険の内容は変わらない

店舗で相談しながら直接申し込む保険に比べると、ネットですべての手続きができるネット型保険はかなり安く、場合によっては数割から半分くらいの保険料となることもあります。
お得であるのは良いことですが、安いと不安になってしまうこともあります。
補償が薄くなってしまうのではないか、事故などに遭った時にしっかりと支払いがなされるかどうかと思うかもしれません。

しかし、安いネット型の保険であっても、補償内容は店舗で申し込むものと全く変わりませんので安心できます。
基本的には3つの補償構成となっており、対人補償、対物補償、人身傷害という構成です。

対人補償というのは、事故で相手にケガをさせたり死亡させたりした時に、相手に支払うものです。
対物補償というのは、相手の車や電柱、家の壁などの損害を与えてしまった物を弁償するために支払われる契約です。
そして人身傷害というのは、事故で自分がケガをしたり後遺症を負ったりした時に自分に対して支払われるものです。
ネットタイプでも確実にこうした補償がありますし、補償金額も変わりません。

これらの基本となる構成に加えて、車両保険を入れることもできます。
事故で損害を負った自分のバイクの修理費やいわゆる買い替え費用を補償してくれるものです。

他にも、特約を付けることも可能です。
事故対応の際に弁護士を雇う費用を補償するとか、ロードサービスなどのケアをしてもらうといった内容です。
これらもネット型保険でも変わらず必要に応じて付け加えられますので、店舗型と変わるところはありません。

事故対応は大丈夫なのか?

補償内容は安心できるとしても、事故に遭った時の対応は大丈夫なのかという心配も出てきます。
きちんとオペレーターにつながって相手とのやり取りをしてくれるのか、すぐに応じてくれるのかという不安があると申し込みをためらってしまいます。
しかしどの保険会社でも店舗型であろうとネット型であろうと区別することはなく、同じように事故対応をしてくれます。
すぐに電話やチャットでのケアを24時間してくれますので、安心して任せられます。

ネット型が安い理由とは?

ネット型が安いのは、宣伝費や人件費がかなり抑えられるからです。
店舗型の場合は、スタッフが補償内容を説明して、契約申し込みの手続きも一つ一つサポートします。
こうしたことをすべて行うためには、スタッフがそれなりの時間をかけて対応しなければなりません。

ネット型であれば、補償の内容や手続きはすべて本人が行いますのでこうした人件費はほぼ全てかっとできるわけです。
紙の資料を送付したり営業のために自宅訪問したりという営業費もかかりませんので、その分ネット型の方がコストが低くなります。