保険で代車を借りられますか?

バイクの代車がないショップがほとんどなので事前確認すべき

バイクを車検に出すとか、修理のためにバイクを預けなければいけない時が出てきます。
その間、他の交通手段がある、もしくは特に外出をしないというのであれば問題ありません。
しかし、バイクがないと困るという方もいることでしょう。
そんな時は、バイクショップに代車を出してもらえないか確認してみましょう。

これは早めに行った方が良いです。
というのも、ほとんどのバイクショップでは代車のサービスをしていないからです。
全国展開しているチェーンのバイクショップでは、ニーズが高いため代車を持っていることもあります。
また、地元の個人のバイクショップでも、オーナーの親切という範ちゅうで代車を貸してくれることもあります。

しかし、その他の多くのお店ではそもそも代車用のバイクを持っていません。
また、持っているところでも1台から2台程度しかなく、他の人が使っていると利用できないことも出てきます。
そのため、バイクを持ち込もうと思っているショップに、そもそも代車があるのか、あるならその日に借りられるのかを早めに確認して押さえた方が良いのです。

バイクの代車が少ないのは、トラブルのリスクが高いからです。
代車で転倒して傷が付いた場合の修理費を誰が持つのか、万が一ケガをした場合などの保険による補償はどうなるのかといった点があるわけです。
また、バイクショップは店舗スペースが小さいところが多く、代車のためにバイクを常時置いておくスペースを作るのが難しいという事情も関係しています。

保険によってはロードサービスが使えるかもしれない

事故によってバイクが使えなくなった場合、加入している保険のロードサービスが使えるかもしれません。
事故をした場所から自宅まで帰る分のタクシー代や電車代がカバーされることがあります。
現地で修理したバイクを自宅まで運送してくれるサービスも見られます。

また、保険によってはレンタカーを出してくれることもあります。
さすがに、バイクの代車を出すという保険はほぼありませんが、自分が入っている保険でどんなロードサービスがなされるのかをチェックしてみましょう。

こうしたサービスもショップでの代車もない場合は、レンタルバイクを利用することも検討してみましょう。
どこでもというわけではありませんが、バイクショップによっては数日単位、月単位でバイクをレンタルするサービスを提供しています。
原付や中型など異なる種類のバイクを用意しているところもありますので、ニーズに合わせられます。
免許証などの書類があれば簡単に手続きできますので、レンタルサービスをしているところが近くにないか探してみるのも良いでしょう。